「アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!」ブログのご案内


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アデノウイルス溶連菌小児咽頭炎扁桃炎を斬る!」


へようこそ♪


管理人のカブトです。
現役の小児科医をしております。


このブログは、「小児アデノウイルス溶連菌感染症」を扱うブログです。


アデノウイルス感染症は主に咽頭炎扁桃炎を起こす感染症です。子供には一般的にみられる感染症です。「プール熱」と言えば皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?あれもアデノウイルス感染症です。プール熱の場合、発熱という症状のほかに、結膜炎の症状も出てきます。

アデノウイルスは飛沫感染し、潜伏期間は通常1週間程度と言われています。子供がこのアデノウイルス感染症になりますと、非常に長い期間熱が出ます(5日前後)。扁桃腺に白い膿が出来てくるのが特徴で、通常は咽頭炎扁桃炎を起こします。しかし、まれに肺炎や出血性膀胱炎、胃腸炎をおこすこともあり注意が必要です。しかし、アデノウイルス感染症の治療は対症療法しかありません。抗ウイルス薬というような治療薬は存在しないのです。


一方、溶連菌感染症も主に咽頭炎を起こしてくる感染症です。子供の感染症としては一般的なものです。溶連菌感染症(通常B郡溶連菌による感染です)の特徴は、しっかりと治療しないと腎炎を起こす可能性があるということです。治療薬のないアデノウイルス感染症とは対照的に、溶連菌感染症は抗生物質が著効します。症状は咽頭炎による咽の痛みや発疹が出たりすることもありますが、抗生物質をしっかり服用すればすぐに症状は改善します。診断がついたら、しっかりと抗生物質を内服することが重要です。


同じような咽頭炎症状でも、かたや治療法のないアデノウイルス感染症、かたや抗生剤による治療が必要な溶連菌感染症と、対照的です。


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posted by ドクターカブト at 23:47 | Comment(1) | TrackBack(0) | サイトマップ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

久々の記事更新っす^^;

どうも♪カブトです。

実に久々の記事更新です^^;

まあ、この時期(年明け)は、春からの移動(カブトの場合、半年か1年ごとに転勤っす><)

なんかの影響でゴタゴタしてるんです。

今年はちょっと人事が難航してるらしくて、未だに正式な人事発表がありません・・・

(ちなみに、今は医局制度が廃止になったとか世間では言われていますが、実態は

ほとんど何も変わってません・・・人事は医局が握ってます)

 

外来の方は、ノロウイルス感染症と思われる症例はピークを過ぎた感がありますね。

かと言って、乳幼児で流行するロタウイルス感染症と思われる症例も別にいません・・・

どうしたんだろって感じです^^;

それから、インフルエンザ・・・これも、まだ出てない・・・

インフルエンザは毎年年明けからまずA型が流行りだすんですが、まだ外来での検査キットでは

陽性反応を示した症例はいませんねー

咽頭炎・扁桃腺炎をきたすアデノウイルス感染症は結構でてます。

こちらは、5日前後高熱が続くのでなかなかやっかいではあります。

 

今の病院で勤務するのもあと2ヶ月です。

ここでの生活は比較的時間に余裕があり、病院関係者の方々とも仕事以外でもお付き合いがあるなど、

個人的には気に入っていた病院でした。院長先生も凄くカリスマ性にあふれた人で、

採算の合わない小児科医療にも理解のある方でした。

また奥さんもここでの生活を気に入っていましたから、離れるのはちょっとさびしい気分です。

次の病院では恐らく24時間体勢で働くことになりそうなので、今までのようにブログを書く時間も

なくなりそうです><

修行だと思って頑張ります・・・

 

posted by ドクターカブト at 19:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | カブトコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

溶連菌感染症患者の咽はまっかっか!!【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】


どうも♪カブトです。


最近、アデノウイルス感染症が流行ってるんですが、


今日は溶連菌感染症の患者さんもいました。


3歳の男の子でしたが、発熱3日目、全身に発疹が出てきたということで


本日受診されました。


発熱、発疹ときたので、溶連菌感染症も想定して


「のどはいたくなーい??」


と男の子にたずねましたが、


「んーん」


という反応。


さらに、母親に尋ねてみても、別に食べ物を食べるときも痛がってる


様子はない、とのことでした。


しかし・・・


診察をしていって、最後に咽を見てみると・・・


見事にまっかっか!


なんというか・・・


とにかく溶連菌感染症の咽の所見って、


普通の風邪で咽が赤くなるのとはわけがちがうんですよね・・・


おまけに舌も赤い(いわゆるイチゴ舌ってやつです)。


まあ、溶連菌感染症で間違いないだろーなー、と思いながら、


迅速診断キットで検査してみると・・・


直ぐに陽性反応がたらーっ(汗)


なんとも典型的な咽の所見でした病院

posted by ドクターカブト at 20:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 溶連菌感染症の症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アデノウイルス感染症地味流行か?【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】


どうも、カブトです♪


2006年の12月、ノロウイルス感染症が大流行してマスコミでも


盛んに取り上げられていますが、小児科外来ではアデノウイルス感染症も


地味ながら毎日数人は見かけます。


アデノウイルス感染症の特徴は高熱が続くこと・・・平均5日前後


続きます。ちょっとしんどいんですよねーたらーっ(汗)


しかも、治療薬なんてないですから、基本的には安静にして凌ぐしかない。


以外とけろっとしてる子もいますが、中には高熱続きでグッタリしちゃう


子もいます。


ですが、その発熱期間さえ凌いでしまえば大丈夫なわけなんです。


ご両親としては、「何か重篤な病気なんじゃないだろうか・・・こんなに


熱が続いて・・・」


と思うこともあるでしょうから、いくら治療薬がないと言っても、


診断をつけてあげて両親を安心させてあげることが出来ればそれは


価値のあることですし、ムダに抗生剤を処方することもありません。


もしも、お薬もらってても熱が続いてて心配だ・・・なんていう親御さんが


いらっしゃるなら、病院で迅速検査をうけてみたらどうでしょう?


アデノウイルス感染症の場合治療薬はありませんが、診断がつくだけでも


安心感があると思いますよ。
posted by ドクターカブト at 20:56 | Comment(1) | TrackBack(0) | 医療系トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アデノウイルス感染症の迅速診断キットについて【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】


どうも♪カブトです。


今日の外来で、ちょうど1歳の女の子が熱が続いているってことで受診しました。今日でちょうど5日目になるそうです。
(生後8ヶ月時に突発性発疹は済んでいるそうです)


ぱっと見た感じではそれほど具合が悪いようには見えません‥


熱以外の症状は目立ったものはありません。


診察してみると、胸部聴診所見には異常なし。


頚部リンパ節腫脹もなし。


体幹・四肢にも発疹はなし。


結膜充血なし。


ただ、咽を見てみると、咽頭発赤及び両側の扁桃腺に白苔の付着を認めました。











こりゃあまず間違いなくアデノウイルス感染症だろうなー、と考えて迅速診断キットで調べてみたのですが‥











結果は陰性あせあせ(飛び散る汗)





まあ、ですけどカブトはこれはアデノウイルス感染症だろうな、と考えました。


こういった迅速診断キットも必ずしも万能ではありませんから、10回やれば1回くらいは本当は感染しているのに陰性の結果がでてしまうこともあるようですから。


お母さんには、診断キットの結果は陰性だったけれども、恐らくアデノウイルス感染症でしょうから、もうそろそろ熱が下がり始める頃だと思いますよ、とお話ししました。


※ちなみにキャピリアアデノっていう迅速診断キットの感度(実際に感染しているものを正しく陽性と判定する確率のことです)は87%だそうです。


1割以上は、間違って陰性の結果になってしまうこともあるってことです。


アデノウイルス感染症は診断したからと言って特効薬があるわけではないのですが、発熱が長期間続く疾患ですから、診断を正しくつけることで、ご両親への説明が可能になります。また、無用な抗生剤投与も避けることが可能です。
posted by ドクターカブト at 13:39 | Comment(3) | TrackBack(0) | アデノウイルスについて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

患者の暴言【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】


どうも♪カブトです。


最近、カブト自身も以前から感じていたことを如実に表してくれている


記事を見つけたのでご紹介します。


医療関係者及び患者側の立場の方も心して読んでもらいたいです。


ココから

 ↓


患者の“暴言”、傷つく看護師ら 守りきれない医療機関

記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社

【2006年9月2日】
心因反応:患者の“暴言”、傷つく看護師ら 守りきれない医療機関 NPOが電話相談

 ◇度々怒鳴られ、パニック状態

 患者が発する“暴言”などに傷つき、悩む医師や看護師などの医療関係者が増えている。ショックで「心因反応」を起こした看護師が、一時的に職場を離れる深刻なケースもあった。“暴言”の背景には、患者の医療に対する不信や医療体制の不備があるとみられ、患者・市民の医療相談に応じているNPO法人「ささえあい医療人権センターCOML」(大阪市北区)は10月に電話による「医療者のホンネと悩みホットライン」を開設する。【横田一】

 ◇双方の信頼、崩さぬために----医療者対象にNPO電話相談

 心因反応と診断されたのは東京都内にある総合病院の女性看護師2人。いずれも20代で今年6月、子宮がんを手術した60代の女性患者から、「尿もれするのは下手な看護のせい」「看護師長の管理が悪い」と繰り返し怒鳴られた。医師の処方薬についても、2人は患者から「これは抗うつ剤で私の薬ではない。あなたたちが主治医に変なふうに伝えたせいだ」と言われ、1人は廊下ですれ違いざまに「バカ」とののしられたという。

 2人は同じ看護チームに属し約2週間、この患者を担当。恐怖心や不快感を訴え、特に1人はナースセンターで泣き出し、「みたくない」とパニック状態に陥り、心療内科・精神科を受診し、睡眠剤を1週間ほど服用した。

 総合病院によると、子宮がんの手術後、排尿障害(残尿・失禁)を起こすことは珍しくないという。術後の障害について女性患者に説明したが、納得してもらえず、同室の入院患者に対しても八つ当たりのように怒鳴るなどした。このため同室の患者は部屋を移らなければならなかったという。主治医は「周りが傷ついている」と注意したが、退院するまで言動は変わらなかったという。

 患者の不満が“暴言”といった形で表れるケースは、患者の権利の広がりとともに増えてきたという。同病院では他にも▽外来で腸炎と診断された女性(50代)が帰宅後下血し、病院と自宅の往復のタクシー代約8000円を「誤診のせい」と請求(病院は払った)▽泌尿器科に来た患者に対してかぜ薬を処方し忘れたことを理由に、患者から2時間にわたって苦情を言われた----といったケースがあったという。

 こうした患者のクレームについて、兵庫県の総合病院の皮膚科部長(医師)は「01年ごろから増え、治療についてしつこく文句を言うようになった。以前いた大阪府内の病院では、患者が『点滴のスピードがのろい』などと苦情を言い、3人の医師が殴られたことがあった。3人は病院を辞めた。乱暴な患者も悪いが、医療従事者を守ろうとしない医療機関の体制も悪い」と批判する。

 精神科医の野田正彰さん(関西学院大学教授)は、患者が医療従事者へ怒りを示す根っこには、「医療へのストレスをためこんでいる場合がある」と話す。しかし、怒りの矛先は比較的弱い立場の看護師や事務職に向くことが多く、心因反応を起こした看護師が勤務する総合病院の院長は「患者が治療に不満を訴えるのは評価していいことだ。だが理不尽な要求で医療など業務が滞れば、院内事故のリスクも高まる。医療者の安全やメンタルヘルスに配慮するといった患者教育は必要」と話す。

 COMLによると、患者側からの相談は、横浜市大医学部付属病院で1999年にあった肺を手術する予定の患者と心臓を手術する予定の患者を取り違えて手術した問題の発覚後に急増。並行してぼつぼつと医療側からの悩み電話も入るようになった。

 山口育子・COML事務局長は「患者の無理難題に対する悩みを訴える医療関係者が相談できる場はあまりない。医療関係者と患者の信頼が崩れると、診療を萎縮(いしゅく)させる恐れがあり、患者にとってもよくない。ただ、いまだに、患者側から『(医療側の)暴言や心ない言葉に傷つけられた』との相談も多く寄せられる。患者、医療者双方が互いに感情を持った人間であることを自覚すべきだ」としている。<イラスト・清田万作>

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 ■医療者のホンネと悩みホットライン■

電話 06・6365・6225

 ※10月14-16日開設、10-19時(16日は17時まで)

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 ■ことば

 ◇心因反応

 災害や言動などによる精神的ストレスやショックで精神機能のコントロールを一時的に失い、発汗、ふるえ、呼吸困難、脱力といった症状を示す。原因がなくなるか、時間がたつと軽快することが多い。



 ↑

ココまで




こういった話‥今まで目立たなかったのが不思議なくらい日常的に


耳にしますねー


いつから「患者様」になったんでしょうか‥


完全に僕らはサービス業になってます。


どんな病院にも今では投書箱が設置されていると思います。


些細なことまで投書されます。


そして収益を上げたい病院側は患者の要望に応えようと、


こちらの言い分にも耳を貸さないケースがあります。


幸いカブト自身はまだ投書されたことはないですが、


正直、日常診療でストレスを感じたり、憤りを感じたりすることは


多々あります。


きれそうになりますよ‥マジで。


こんな事がありました。




肺炎で3日前まで入院していた1歳の男の子。


3日後の夜、発熱を主訴に両親が


1時ごろに救急外来に連れてきました。


偶然当直をしていたのがカブトで診察をしました。


今回の症状は発熱のみで診察所見としても咽頭の発赤のみでした。


今回は「咽頭炎ですね」とお話したところ、


父親が納得いかない様子でこう言いました。


「お前ら、ちゃんと治療してんのか?」


「どうして退院したばかりでまた熱を出すんだ?」











完全に悪者ですよ。


どうして患者のためを思って治療しているのにこういうことを


言われなければならないのでしょうか??


その場では


「今回の発熱の原因は入院していたときのものとは違う」


「1歳前後のお子さんが次々と風邪をもらうのは珍しいことではない」


となんとか感情を抑えて説明しましたが‥


正直、やりきれない思いを抑えきれず、


患者と両親を診察室から出した後に、


周りの物にあたりちらしました。




翌日、この子はアデノウイルス感染症と判明しました。


この子がアデノウイルス感染症にかかったのは僕のせいなんですか?


誰かこの子が感染症にかかるのを完全に防ぐことが出来るんですか?




結局、この子は食欲もなく熱が高いので親が心配だということで


入院になりました。回診の際、父親が付き添いでいることは


ありませんでしたが、救急外来でのいきさつを知っている母親からも


一言もありませんでした。













もう完全に「患者さま」なんですよね。


何やっても許されると思っているんでしょうね。


僕はあの時、本気でこんな仕事辞めてやる!って思いましたよ。


こういう経験、知らぬ間にさせていませんか?


僕らは患者の奴隷じゃありません。


こういう状況がまかり通るなら、


僕は真っ先に医者を辞めます。


小児科医不足?


誰がそういう状況を作っているのか、


真剣に考えてもらいたいです。


今の状況は


「小児科が足りないんだ。だからとにかく死に物狂いで

 働いてくれ。もちろん、待遇改善はしないがね。

 患者の言うことには逆らうな。訴えられるぞ?

 黙って働いてくれればいいんだ。所詮君はコマなんだから‥」


これです。


これが現実なんです。


一般の方では信じられない方もいるでしょうね。


裏側はこんなもんです。


こういう仕事、皆さんならやりたいですか?


どこに自ら人生を破滅させるような仕事を選ぶ人がいるでしょうか?


昼夜なく、休日なく働いた結果、待っているのは患者からの


言われなきクレーム‥


最高でしょ?







今日はちょっと眠っていた感情が呼び起こされてしまいました。


溜めていたものが出てきてしまいましたね。


ちょっと気持ちの歯止めがきかなかった感じです^^;


ですがこれは正直な気持ちです。


あの夜、僕はある種、このまま仕事を続けることへの


疑問を強く抱きました。


それは今も根強く持っています。




今日の記事については是非皆さんに真剣に考えていただきたいと思います。



posted by ドクターカブト at 17:19 | Comment(3) | TrackBack(1) | 医療系トピック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

溶連菌感染症の治療【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】


溶連菌感染症の治療というと、これは抗菌療法ですね。


S.pyogenesにはペニシリン耐性株は現時点では存在しないため、


ペニシリン系の抗生剤がファーストチョイスになります。


ただ、他の菌が合併感染していることが多いとして、


広域抗生剤であるセフェム系の抗生剤を使用するドクターもいます。


いずれにしても、効果のある抗生剤を10日から14日間服用してもらいます。


この抗生剤の使用期間については一定の見解はまだありませんが、


溶連菌感染症はしっかりと除菌をしないと、リウマチ熱や


急性糸球体腎炎を引き起こすことになるため、他の感染症よりも


長期の服薬が必要であるというのがスタンダードになっています。



ただ、抗生剤自体は非常によく効きますから、咽頭炎などの臨床症状は


服薬を開始すれば速やかに改善するでしょう。
posted by ドクターカブト at 17:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 溶連菌感染症の治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

溶連菌感染症の症状【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】

溶連菌感染症による症状といっても実に多彩です。


通常、溶連菌感染症と呼ばれるものは


Streptococcus pyogenesによる感染症のことを指しますが、


この菌により起こりうる疾患は次にあげるように多彩に存在するんです。


1.咽頭炎


 一番多いのではないでしょうか。


 小学生が一番かかりやすいようです。


 強い咽の痛み、発熱、そして舌がイチゴのように見えたりします。


 イチゴ舌と呼ばれる状態ですね。


2.中耳炎


 中耳炎を発症することもあります。


 ただ、原因菌を同定するためには培養検査が必要になりますので、


 溶連菌が原因菌だと知らずに単に「中耳炎」として加療されている


 ケースも多いでしょう。


3.副鼻腔炎


 小児では副鼻腔炎は長引く咳の原因となります。


 
4.肺炎


 通常は溶連菌が原因の肺炎というのは頻度は低いかと思いますが、


 膿胸を伴いやすいっといた特徴があるようです。


5.皮膚化膿症


 ブドウ球菌が一般的ですが、いわゆる「とびひ」の原因菌であることが


 あります。


7.敗血症


 他の病巣から菌が侵入し、さらに臨床症状として出現した状態ですね。


 集中的な抗生剤治療が必要になります。


8.しょう紅熱


 咽頭炎に合併し、菌自体ではなく菌が有する毒素により


 全身に発疹をきたします。


9.劇症型A群溶血性レンサ球菌感染症


 S.pyogenesの感染に伴い血圧低下、多臓器不全をきたします。


 


ざっとあげても以上のような疾患があるわけです。


しかし、実際の外来で遭遇する確率が最も高い疾患は


やはり咽頭炎です。


溶連菌による咽頭炎の咽の所見は、とにかく真っ赤・・・


さらに軟口蓋にまで発赤はおよびます。


うっ血斑をみることが多いような気が個人的にはします。


この咽の所見にプラスして患者自身が咽の痛みを訴えていたら、


まずは溶連菌感染症を疑って検査しますねー。


ま、迅速診断キットなるものがありますので、診断は容易です。


ちなみにうちの外来ではストレップAなるキットを使用しています。
posted by ドクターカブト at 16:54 | Comment(3) | TrackBack(0) | 溶連菌感染症の症状 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

またしても学会・・・【アデノウイルス・溶連菌!小児の咽頭炎・扁桃炎を斬る!】

どうも、カブトです♪


・・・実は、学会の準備で寝不足、かつ仕事が進まずへこみぎみですふらふら




今週末、またしても学会なんですよねー


発表してこなきゃならんのでその準備に追われてます・・・


が、進んでません><




内容的にもいまいちだし、どうも気が乗りません。


ですが、これが終われば冬の学会まではしばらくゆっくりできそうなんで、


なんとか頑張らないと・・・


どうしても、こういった学会準備などが重なると、


気分が重たくなっちゃいますたらーっ(汗)


ただでさえ、へこみやすい方なのに><




最近、真剣に「毎日を楽しく過ごす方法」を探しているカブトでした・・・
posted by ドクターカブト at 22:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | カブトコラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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